菜々子の生活記録と戯言

かなり適当な言葉に言葉を連ねる住処

目の前に現れたのは…。

今回は夢の話をします。夢といっても、寝ているときに見るほうの夢です。

いわゆる、夢だと気づかない夢を見ていました。

 

目の前は真っ暗。一体何が起きたのかと戸惑う私。場所はどうやらどこかの家の中らしく、ふと自分の姿を鏡で確認すると真っ裸。なにやってんだと思い、バスタオルを手に取り巻き付けました。

すると、お風呂場からシャワーの音が響いていることに気づきました。誰が中にいるのか分からずに立ち尽くしていると、中から出てきたのは、以前からずっと気になっていた人でした。

何を思ったのか、その人は私の目の前に立ち、恥ずかしそうな顔をして目を閉じています。よく分からないまま私から近づき、唇を重ねることに。

決して視線を下に向けない私。している間と前後は相手の目をじっと見ていました。

実はその空間にはもうひとり居ましたが、存在を忘れているかのようにひたすら時間をかけて口付けを重ねるという展開に。相手の長い髪の毛の先から落ちていく水滴が、足元を濡らしていきます。

何度か重ねたあと、その人は私の元から小走りで離れていきました。

 

目覚めて、それが夢だったと気づいた後、相手方への罪悪感がふつふつと湧いて仕方がなかったことは、胸の内に秘めておこうかと思います。