菜々子の生活記録と戯言

かなり適当な言葉に言葉を連ねる住処

赤線街路 雑感

赤線街路という、今は無きc-sideが制作したエロゲがあるのですが、今日はその話を。

ヒロインが3人いるのですが、そのうちの静枝さんの話です。

 

※以下本編の内容を含むネタバレ有り

 

今回の本筋ではないあらすじ等については、あえて省きます。

舞台は昭和33年、まだまだ不安定な時代。なおかつ、ヒロイン達が生活の基盤にしている『赤線』は、その年をもって廃止。

生活する術を失うかもしれないという、そういったお話です。

 

本題に入りますが、静枝さんはなんだかんだあり、主人公である真之に水揚げのようなことをされるエンドを迎えます。

静枝さんは不安ながらも、笑顔で赤線街を出ていくのですが、そこが問題なのです。

というのも、狭い視野の話で申し訳ないですが、水揚げされた女の子が何事もなく暮らしているという話を聞いたことがないんですね。

まあ、知らせがないのはいい知らせともいいますが、それはいったん置いておきましょう。

 

主な原因は、生活スタイルの合わなさ、金銭感覚のずれを直せない、などがあります。

普通に雇われて暮らしていくにしても、それまでの赤線での経験があるため、まともに仕事ができるとはとても思えないんですよね。

それが、売春防止法施行後に起きた問題だともいわれているそうですが。

また、精神的に耐えられそうにありません。普通、耐えられないと思います。

 

ただ、1番大きいのは金銭感覚の合わなさだと思います。そりゃそうですよね、という感じですし、仕方ないと思います。

そのため、あの静枝さんルートだけは、しっくりとこなかったんですよね。

 

ゲーム本編をプレイしていればご理解いただけると思いますが、静枝さんには本当の意味で幸せになってほしい。

 

今日はここまで。