おねーさんといっぬの話
月に何度か会うおねーさんといっぬの話です。
そのおねーさん、ずっと真顔で話す人だったので、てっきりわたしが苦手なタイプだと思って避けていた人なんですけど。
やはり先入観を捨てることが大事。なるべく会いたくないなあとまで思っていたほどだった自分が、なんとなく情けなくなりました。
今日もまた会って話したんですけど、その最中で不意に笑顔を見せてくれたんですよ。わたしの前…というか人前で笑わない人だと思っていたので、かなり驚いてしまいました。あ、笑うんだ、って。なぜかそれがとても嬉しく思えてきて。会いたくないだなんて思ってて、ほんとすみませんでしたと心の中で謝りました。
いっぬの話をします。
帰宅の途中で犬に吠えられたんですよ。
散歩中だったみたいで、邪魔してごめんねと思ったのと同時に『おお、わたし生きてるんだ』と、ふとそんなことを思いました。
ここ最近はあまり生きた心地がしていなかったので、存在を認知されたという事実が嬉しかった。ちゃんと見えてるんだね、そういう当たり前のことが心地よいんですよ。
明日もいいことがありますように。